「京セラフィロソフィ」を読んでみたよ

2019年2月22日

会社でフィロソフィを作成することになって、そのワークグループに手を上げたので、勉強のつもりで「京セラフィロソフィ」を読んでみたんだ。京セラフィロソフィを書いた稲盛さんは、今なら誰でも知っている「京セラ」という会社を一代で築き上げた人なんだ。京セラを経営するに当たって、フィロソフィを作成してそれを軸に経営したそうなんだよ。

この本を読んでみると、最近出回っているさまざまな自己啓発本に書かれている内容が登場するんだ。といっても、自己啓発本に書かれているキーワードがそのまま書かれているのではなく、稲盛さん自身の言葉で書かれているんだ。現在の京セラフィロソフィが作成された時期がいつごろかはよく知らないのだけど、稲盛さん自身の言葉で書かれていることから、思いを自分なりに理解したうえで書いている(話されている)ことが十分に伝わってくるんだ。

ただ…一部のほかのホームページにも上がっているんだけど…稲盛さんが仕事人間だったことが伝わってくるんだ。人生を充実させるためには、仕事に真剣に取り組むべきだ…って。稲盛さんが仕事に没頭することができたのも、家族や社員・友人等の様々なサポートがあったからなんじゃないかな…?(家族経営って言っているから、家族とも真剣に取り組んでいたとも解釈できるけど…仕事に偏重していた感は否めないかな…)

僕的には逆の発想だと思っていて、人生を充実させる方法が理解できれば、自然と仕事も充実するって思うんだ。もちろん、仕事だけじゃなくって、遊びも家族もみんな充実すると思うんだよ。仕事は人生の一部だと思うんだ。大体仕事をしているのは60歳までの約40年…。40年といっても、会社で生活しているわけじゃないし、結婚もするだろうし、子供もできるだろうし…。40年間仕事に没頭することは真剣に生きていたら難しい(と言うより不可能)だと思うんだ。仕事は人生の一部と大きく捉えて、人生を充実させる方法が理解できれば、すべて充実していくと思うんだよ。

と、否定をしつつもたくさんの自己啓発や経営要素が盛り込まれているのは事実なので、一度読んでみるのも良いと思うんだ。次は「ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!」を読もうと思うんだよ。

最後に次ページからキーワードをあげておくね…