「伝える力2」を読んでみたよ

今回は「伝える力2」を読んでみたんだ。先日読んだ「伝える力」の続編になるんだよ。人間て続きがあると見てみたくなるよね(笑)何かまた新しい知識が増えるんじゃないかって。少なくとも、僕はそうなんだよ。

内容は簡単に説明すると「池上彰さんが現場で学んだ伝える力」「わかりにくい表現」「わかりやすく伝える方法」そして最後に「崩れていく日本語」ってなってるんだよ。前回は「全体の流れが…」って恐れ多いことを言わせてもらったんだけど…やっぱりそんな感じを受けるのは僕だけなのかな???いやいや…きっと、こういう伝え方も有るってことなんだよね。

いつもはネタばれを嫌がって、内容をなるたけ載せないようにしているのだけど…。
今回は1つだけ印象に残った内容を紹介しようと思うんだ。

ほかのサイトにも結構書かれていることなんだけど…伝えたい内容を因数分解すると伝えやすくなるって言っているんだ。つまり、共通の内容から説明すると分かりやすくなるってコトなんだよね。

これを呼んだときに10年ほど前に読んだMicrosoftPressの書籍(書籍名は忘れちゃった…)を思い出したんだ。その書籍は技術書だったんだけど、本を書くときにUMLのクラス図を描いているって言ってたんだ。クラス図を描くとき共通項はスーパークラスとして抽象化するって言うのが定石なんだ。まさに「因数分解で共通因数を括弧の外に出す」って言うのと同じに感じたんだよ。それに、クラス間は「関連」で結ぶので、どの順番で話を進めればいいのかも一目瞭然になるんだよ。

JAVAなどのオブジェクト指向言語で開発したことのあるSEであれば、因数分解よりクラス図のほうがわかりやすいかもしれないんだ。(クラス図 – Wikipedia

このテクニックは論文を書くときやパワーポイント作成でも使えるんだ。それだけじゃなくって、物事の本質を捉えるときも使えると思うんだよ。もちろん「どの方向から物事を見るか?」のスキルは必要だけど、共通項を探ることは本質に近づくことでもあると思うんだ。

もちろん、これ以外のテクニックも載ってるから、是非読んで見てほしいんだ。