「アドラー臨床心理学入門」を読んでみたよ
今回は「アドラー臨床心理学入門」を読んでみたんだ。前回の「伝える力」に影響されて、真剣にアドラー心理学を勉強しようと思ったんだよ。今まで何冊かアドラー心理学の本を読んできているんだけど、その中でも分かりやすさはピカイチだったんだ。
目次を見てみると前半は「目的論」から始まるアドラー心理学の理論の話で、後半は「課題の分離」など理論に基づいた臨床の実践方法の話になってるんだ。
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理論編
- アドラーの臨床知
- 目的論
- 対人関係論
- 認知論
- 全体論
- 主体論
- ライフスタイルとライフタスク
- 勇気づけ
- 共同体感覚
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実践編
- 早期回想
- 不適切な行動の目的
- 課題の分離
- 論理的結末
- 家族布置
目次をみるだけでも、「実践編」は正直よくわからないのでおいといて…論理編は全体的に網羅されているんだよ。臨床と書かれてしまうと「ちょっと難しそうだな…」とか「治療したい訳じゃない…」と感じるかもしれないんだけど、難しい話は全く無しで日常でも十分に応用が効く内容だったんだ。従業員満足度向上活動においてはカウンセリングをすることはほぼ皆無なので、そのままは使えないんだけど…ワークショップなどでは応用を利かせて使っていきたいんだ。
もちろんこの本を読んだからって、急に人生が充実したり、人間関係が良くなったりするものではないんだ。でも、知識として覚えておけば、日常生活で気付きを得られて変わっていく自分が実感できると思うんだよ。
今のところだけど、これからアドラー心理学を学びたいと思う方には、ぜひお薦めしたいんだ。
そういえば…このHPの「社畜」の字が間違ってるのに、昨日気がついた…
直さなきゃ…(^_^;)
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