穴が開く!?

クローン病を患うと難病指定と言うのを受けます。
これは、治療費や薬代やその他費用を都道府県が補助してくれる制度です。
難病指定は毎年更新なので、毎年クローン病の病状を把握するための検査を受ける必要があります。

で、とある年…
いつも通り大腸ファイバーによる検査を受けたのですが…
カメラが奥に全く入っていかないんです…
そのかわりに激痛が!!!
痛み止めの筋肉注射を打ってもらっても、痛みで奥に入らない…
急きょ、大腸ファイバー検査から大腸造影検査に切り替わりました。

私が通っていた病院の大腸造影検査の方法は、バリウムの入ったビニール袋にパンパンに空気を入れて…
くだの先を肛門に突っ込み、コックを開けて…一気に…
あっという間にお腹がパンパン(笑)

で、新しいことが判明しました…
それは、S字結腸が大きく蛇行しS字結腸同士で癒着して、そこに穴が開いていました…
いわゆる漏孔(ろうこう)ってやつです…
腸同士で穴が開いているのでさほど大きな問題ではなさそうですが、先生は手術した方が良いって話でした。

手術が必要と言われてから通院すること数回…
先生も漏孔があることを認識しつつ、手術の話を何故かしません…
で、少し不安を感じたので、ここでクローン病で有名な某病院に変える決意をしました。

それまでに通っていた病院よりずっと大きな病院になりました。
病院を変わると先ずやるのは…検査です(笑)
大腸造影と小腸造影を受けました…
そうすると…さらに詳細が判明…
前出の漏孔ですが…裏で小腸と癒着してそこにも穴が開いていると…
また、小腸の狭窄箇所が6ヶ所ほどあるとのことでした…
(ちなみに過去に診断された大腸の狭窄は有りませんでした…)

私のクローン病は大腸型かと思いきや、実は小腸型だったわけです…
結局、手術となりました…