『セルフコーチング~あなた自身を「最高の自分」へと導くために~』を読んでみたよ
前回、500ページ強もある物理的にも精神的にも重い本だったから、今回は軽い本を選択してみたんだよ。(軽いって失礼か…)そしたら、ページ数が162ページという思ったよりずっと軽い本だったんだ。2時間ちょっとで読み終わっちゃった。といってもアマゾンでは4.5(17件)の高評価を受けている本なんだ。
この本の内容
ひとまず目次は下のようになっているよ…
- セルフコーチング
- はじめに
- 1.セルフコーチングとは?
- 2.あなたをコーチするために
- PROCESS1 あなたの中の二つの心を意識する
- PROCESS 2 あなたの大部分を支配する潜在意識の影響力を知る
- PROCESS 3 潜在意識に潜むあなた自身の欲求を知る
- PROCESS 4 負の感情からのメッセージ
- ワーク:身体に問いかけてみよう
- PROCESS 5 負の感情をプラスへと昇華する
- PROCESS 6 意識のスポットライトをどこに当てるか
- PROCESS 7 セルフコーチングで意識をコントロールする
- 3.あなた自身の成功ビジョンを描く
- PROCESS1 あなたの本当の欲求、成功ビジョンは?
- PROCESS2 あなたのヴィジョンは?
- ワーク1:あなたにとっての人生の成功目標は何ですか?
- PROCESS3 ワクワクできるヴィジョンを持とう!
- PROCESS4 ヴィジョンで成功を引き寄せよう
- PROCESS5 ヴィジョンを設定する
- ワーク:三年後から五年後のヴィジョンを描こう
- PROCESS6 ヴィジョンが見つからない時は……
- PROCESS7 ふたつの心をヴィジョンで結ぼう
- PROCESS 8 ヴィジョンがモチベーションを高める
- PROCESS 9 ヴィジョンの力を利用する
- PROCESS 10 ヴィジョンを行動に変えていこう
- PROCESS 11 ヴィジョンを身体に結びつけよう
- PROCESS 12 ヴィジョンを実現させた成功例
- PROCESS 13 ヴィジョン実現を阻む心のストッパー
- 4.心のストッパーを外そう
- PROCESS 1 ビジョンの実現を阻むものの正体を理解する
- PROCESS 2 「思い込み」の存在を知る
- PROCESS 3 「思い込み」を作る脳のメカニズムを理解する
- PROCESS 4 「思い込み」を手放そう
- ワーク:あなたの思い込みを手放す
- PROCESS 5 「思い込み」から「できるイメージ」へ
- 5.ポジティブな自分を作る
- PROCESS 1 できているところに目を向けよう
- PROCESS 2 ポジティブな思考を身につけよう
- PROCESS 3 あなたの意識の習慣を知ろう
- PROCESS 4 あなた自身をよりポジティブに導く
- PROCESS 5 ポジティブな「信念・価値観」を確立する
- PROCESS 6 あなたの「信念・価値観」を明らかにする
- PROCESS 7 本物の「信念・価値観」を持とう
- PROCESS 8 セルフイメージを高めよう
- 6.メンタルトレーニング
- PROCESS 1 究極の方法で元気になろう
- PROCESS 2 メンタルトレーニングの意味を理解する
- PROCESS 3 メンタルマップを変化させ、ポジティブになろう
- PROCESS 4 「五感」を使って意欲的なあなたになろう!
- ワーク:成功体験と、それを可能にした要因を表にしよう。
- ワーク:「五感」にポジティブな状態を覚えこませよう
- PROCESS 5 アンカリングで、こう在りたい状態を定着させよう!
- PROCESS 6 物事の意味づけをポジティブに変えよう!
- PROCESS 7 身体から心にポジティブを広げよう!
- PROCESS 8 先延ばしを手放そう
- PROCESS 9「簡単、セルフコーチング」
この本は大きく2つのことが書かれているんだ。一つは「人生目標を決める」ってこと。僕も人生目標はモチベーションの源泉だと思っている人だけど、その「決め方」が書かれているんだ。もう一つは「強いメンタルを持つ」ってことなんだ。ここは、NLP(神経言語プログラミング)を基本にしてイメージトレーニング的な手法が書かれているんだよ。
かなり手法に限定しているけど…
読んでみるとわかるんだけど、理論については最低限しか書かれていないんだ。極論を言ってしまえば、セルフ・コーチングをしたい人は理論はいらなくて、どうやったらモチベーションが上がるかを知りたいわけだから、理論を切り捨てたって感じかな。
そういう意味ではインパクトメソッドもそうだったのかな…でも、メンバーに「なんで?」って聞かれたら…理論を知っていないと答えられないよね(笑)ぶっちゃけ、コンサルティング観点で考えると、読者は理論を説明できないほうが都合が良いのか…(笑)
こんな人におすすめ
僕みたいに「従業員満足度を研究している人」にとっては、「もっと理屈を知りたい!」ってなってしまうんだ。でもでも、理屈抜きに「モチベーションを上げたい」と思っている人は、一度試してみる価値があると感じたんだ。
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