今日は良い夫婦の日だったんだね
世間は良い夫婦の日ってことで、入籍しまくっているんじゃないかな?うちの嫁は、意味も無く流行に乗るのが嫌いなもんで、9月に入籍になったんだよ。僕たちが結婚する前に、話し合ったことを少しお話したいと思うんだ。
前にも書いたかもしれないのだけど、僕は結婚二回目なんだ。そのときは、結婚したら幸せになれると思って、お互いに結婚生活に全力で期待して、結婚したんだよ。僕は家庭を顧みずに仕事に奔走して…元嫁は幸せがもらえないと感じて…。子供ができれば変わると思って、子供を作れば元嫁の負担が増え…家を買えば変わると思い家を買い…。何をしても修復できずに、結局離婚になったんだ。
今だから思うのは、お互いに結婚することが何なのか分かっていなかったし、お互いに相手に期待して結婚していたってことだと思うんだよ。僕も、家庭を持つということが何なのか理解せずに、仕事に逃げ込んでいたんだと思うんだよ。
今回は嫁の意識もすごく高かったから、嫁のほうから「結婚て何なの?」って僕に聞いてきたんだ。嫁は僕が離婚しているのを知っていたので、結婚経験がある僕は答えを持っていると思ったみたいなんだ。でも、僕はまだそのときは答えを持っていなかったんだよ。だから…一緒に考えたんだ。
今の世の中、同姓や未婚の母って言うのが当たり前になってきているよね。結婚のタイミングも、子供ができてからってことが多くなってきているって聞いたことがあるんだ。そんな世の中で、結婚するって意味が薄れてきていると思うんだよ。結婚の意味が分からなかったら、結局は役所に提出する紙切れ一枚で交わされる契約(なんのだと思う?)って程度の意味しかないんだよ。
この契約ってやつがやらしくって、どんなに喧嘩しても…結婚を後悔しても…そう簡単には別れられないって契約だったりするんだよね。僕は、離婚するときに調停になったんだよ。元嫁は別れたくないって言っていたんだ。でも、僕は分かれるのがお互いのためだと思ったんだよ。僕はどんなにがんばっても元嫁の期待にこたえることはできなかったし、僕が元嫁に期待していることに応えられるとは思わなかったからね…。子供には可哀想なことになったかもしれないけど、離婚しないほうがもっと可哀想なことになっていたと思うんだ。
結局、僕の手元に残ったものは、住宅ローンつきの家だけだったんだ。(親権は元嫁が取ったよ…)
話がそれちゃった…
元嫁とはかなり長い間「結婚とは何なのか?」について対話したんだよ。で、ひとつの結論にたどり着いたんだ。僕も元嫁も「人生を豊かにするためには成長することをやめてはならない」ってココについては意見が一致していたんだ。だから、「結婚とは何か?」の問いに対する二人の結論は…「互いに成長し合える最高のパートナー」ってところで落ち着いたんだ。今では、二人のポリシーになっているんだよ。(と信じている…)
これから結婚する人…すでに結婚している人…そして今日入籍した人…
今からでもいいので考えてみてほしいんだ。
僕らは何で結婚する(した)んだろう??って…
ひとつ結論を持っているのと持っていないのとでは、これからの人生が変わってくると思うんだ…
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