「自己革新 [新訳]――成長しつづけるための考え方」を読んでみたんだ

今年も僕が従業員満足に関係していると思う書籍を適宜上げて行こうと思うので、よろしくお願いしたいんだ。

さて、2016年一発目の書籍はジョン・W・ガードナーの「自己革新―成長し続けるための考え方」なんだよ。少し文章が難しくって、読むのに時間がかかっちゃったんだ。

内容は「継続的な革新」を定義した後に、「継続的な革新を阻害するモノ」「自己革新のための組織づくり」…最後は「幸福論?」って感じなんだよ。

僕はこの本を読んで、この書籍に「凄く共感する人」と「全く共感できずに否定する人」に大きく別れるのではないかな?と思ったんだ。多少過激な書き方をしているのも、理由の一つなんだけど。

成長意識の高い人は「凄く共感できる」と思うんだ。自分で思ってた「成長の定義」や「考え方」が、間違ってなかったって思えるんだ。でも…成長意識の低い人や成長に対する考え方がズレている人は、「全く共感出来ない」だろうし「否定」し始めちゃうと思うんだよ。

そういう意味で、この本を読むときは一旦頭を真っ白にして、先入観や固定観念を持たずに読んでみて欲しいんだ。

従業員満足を考えるときに難しいのはとうやったら皆がこの様な考え方になってもらえるかなんだ。前出の共感の話ではないでけど…押し付ければ否定につながりかねないんだよ。自分自身で気が付くことが重要なんだけど、気付かせようとさせれば、否定につながって同じことの繰り返しになっちゃうんだ。

どうすれば、気づいてもらえるのか…まだ僕も明確な答えを得られずにいるんだよ。ただ…教育や躾ではなく、日常生活に答えがあるとは思うんだ。まずはこの本を手にとって、共感できるか・出来ないかを試してみてほしいんだよ。