リーダーとマネージャーの違い

リーダーとマネージャーの違いって考えたことあるかな?良く「リーダーなんだからちゃんとマネージメントしろ」とか僕は良く言われるんだよ。でもマネージメントするのはマネージャーだと思うんだ。こんなふうにリーダーとマネージャーの役割をごちゃまぜにしてしまうのは、リーダーとマネージャーの役割が明確になってないせいだと思うんだよ。僕的にここで整理してすっきりしたいんだ(笑)

リーダーとマネージャーと言う言葉

リーダーとマネージャーってある意味、役職名みたいなものだと思うんだ。だって「はみぃ君はリーダーね」とか「リーダーとしての役割を…」って言われるからね(笑)マネージャーも同じだと思うんだよ。

じゃ、ちょっと辞書で調べてみるよ…

リーダー
指導者。統率者。「探検隊の―」「チア―」

マネージャー
企業などで、管理職。「プロダクト―」

ほら、やっぱり役職名でしょ。
リーダーに必要なのはリーダーシップで、マネージャーに必要なのはマネージメントだと思うんだ。
じゃ、同じく辞書で調べてみると…

リーダーシップ
1. 指導者としての地位・任務。指導権。
2. 指導者としての素質・能力。統率力。

マネージメント
1. 経営などの管理をすること。
2. 経営者。管理者。「トップ―」

マネージメントは役職名が入っているけど行為も入っているから問題ないかな…。と言うわけで、リーダーシップとマネージメントについて違いを考えてみるよ。

リーダーシップとマネージメントの違い

リーダーシップとマネージメントの違いをネットで調べてみるよ。と言っても、分かりやすい資料が見つからないので、リーダーとマネージャーの違いで調べてみたよ。

リーダーとマネージャーの違い
1. マネージャーは「管理」し、リーダーは「革新」する。
2. マネージャーは前例の「模倣」で、リーダーは常に自らが「オリジナル」である。
3. マネージャーは「維持」し、リーダーは「発展」させる。
4. マネージャーは「秩序に準拠」し、リーダーは「秩序を創り出す」。
5. マネージャーは「短期的視点」を持ち、リーダーは「長期的な見通しを持つ」。
6. マネージャーは「いつ、どのように」を、リーダーは「何を、なぜを」問う。
7. マネージャーは「損得」に、リーダーは「可能性」に目を向ける。
8. マネージャーは現状を「受け入れ」、リーダーは現状に「挑戦」する。
9. マネージャーは「規則や常識通り」に行動し、リーダーは最善の結果の為なら、「規則を破ることも辞さない」。
10. マネージャーは「能吏」であり、リーダーは「高潔な人格」が求められる。
高潔な人格は、信頼の基礎。中身は「自己認識・誠実・成熟」。

追記
1. マネージャーは部下を「使い」、リーダーは部下を「育てる」。
2. 平時のリーダーは「After you」と部下のマネージャーに任せ、有事には「Follow me」と自ら先頭に立ち部下を指揮する。

リーダーとマネージャーは役職名だから、リーダーシップとマネージメントに置き換えたらいい感じになると思うんだよ。こう見ると、リーダーシップとマネージメントに求められる機能は相反している様に見えるね。相反している機能の両方を求められるから、僕みたいに混乱して上手にコントロールできなくなっちゃんだよね。でもここで、リーダーシップとマネージメントが明確に定義されることで、少し前に進める様な気がするんだよ。

必要なのはバランス

SEの仕事の中でリーダーに求められるのはリーダーシップとマネージメントなんだよね。両方やれって言われるとなかなか難しいんだよ。でも、定義が明確になったんだから、時と場所を選んで役回りを切り替えればいいんだと思うんだよ。と言っても、どのタイミングでどちらの機能を使うかは僕もまだ勉強中なんだよ。(本音を言えば…それぞれ別の人を立ててほしいんだけどね…)