フラットな関係とは
「コミュニケーションをとるためにはフラットな関係が大切」って良く耳にするけど、フラットな関係って何なのかな?ここでは少し「フラットな関係」について考えてみたいんだよ。
フラットな関係をイメージする
ここで少しフラットな関係ができている状態をイメージしてみてほしいんだよ。大体「上司も部下も関係なく意見を言い合っている感じ」ってところじゃないかな?でも、フラットな関係を作りたいと言っても、なかなか実現できないんだよ。それは、「フラットな関係」と言う耳障りのいい言葉を、周りに押し付けているからかもしれないんだよ。フラットな関係を作りたいから、意見を積極的に言おうとしてないかな?意外にそれは逆効果だったりするんだよ。
フラットな関係の始まりは聴くこと
なんで、自分は気兼ねなく意見が言えるのに、周りの人は意見が言えないのかな?自分が意見を言っている時に周りの人を観察してみると、答えが見えてくるんだよ。周りの人は、自分の意見を一生懸命聴いてるんじゃないかな?だから、自分は気兼ねなく意見が言えるんだよね。ということは、みなに意見を聴くスタンスを見せれば、意見を言い始めるかもしれないんだよ。もちろん、すぐにはそうならないよ…これはフラットな関係を築く第一歩なんだよ。
本当のフラットな関係とは
仕事を通して気兼ねなく意見を言えない人を想像してみたほしいんだ。何を言っても否定してくる上司だとかそんな感じだと思うんだ。気兼ねなく意見のいえる人を想像してみてほしいんだよ。意外に同僚…特に年齢が近い同僚を思い出した人が多いんじゃないかな?じゃぁ否定すると意見を言えないかというとそうでも無くって、同僚でも意外と意見を否定されたりするよね?これは何が違うんだろう?
この違いって普段から会話している内容によると思うんだよ。普段から私生活の話をしたり趣味の話をしたり…同僚とはそんな話をしていると思うんだ。こういう会話を通して同僚がどんな人か知っているから、どんな意見でも気兼ねなくいえるんだと思うんだよ。これを一般的には信頼関係って呼んでいるんじゃないかな?つまり、本当のフラットな関係とは信頼関係が成り立っている関係で、信頼関係を築くためには日ごろの何気ない会話(特に仕事と関係ない会話)が大切なんだよ。この、日ごろの何気ない会話のことこそが、コミュニケーションだと思うんだ。
仕事仲間以上友人以下
繰り返すけど、フラットな関係を築くには信頼関係を築く必要があって、信頼関係を築くには日ごろの何気ない会話が大切で、日ごろの何気ない会話がコミュニケーションだと思うんだよ。もちろん、仕事なので友達関係とは異なる関係を継続する必要があるとは思うんだ。でも、コミュニケーションを通じて、仕事仲間以上友人以下の関係を築いてほしいと思うんだよ。
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