最近、投稿できていなかったけど…

2018年10月27日

最近はツールづくりに熱中していて、なかなか投稿できていなかったんだけど…。本はちゃんと?読んでたんで、簡単に紹介したいんだよ。

ロバート・キーガンの新書

発売されたのが去年の8月だったような気がしたから、もう、新書とは言えないかもしれないね。「成人発達理論」のロバート・キーガンさんの本なんだ。実はこの本の中に「なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践」の内容が含まれているから、こちらの本から読んでも良いかと思うんだ。なんせ、「なぜ人と組織は変われないのか」に載っていたワークショップを取り巻く環境の話まで載っているから、組織変革の参考書になりえると思うんだ。

日本人の日本人のための組織開発

海外の人が書いた本だと、どうしても企業の風土とか雰囲気とかが、日本の企業と違っちゃうから「そのまま」じゃ出来ないことが多いんだよね。そんな時は、日本の人が書いた本を読んでみるんだ。この本は、日本企業の特質を前提に組織変革(組織開発)を進める手順が紹介されているんだ。ヒエラルキーの強い日本企業において、「社長」「役員」「部長」とどの様に、組織開発を進めればよいのかが分かると思うんだ。

リーダーシップの名著

なかなかここまで、「リーダーシップとは何なのか?」掘り下げている本はないかと思うんだ。「マネージメント」と「リーダーシップ」の違いを語りながら、「両方を一人で遂行する必要がある」と語っている本に、初めて巡り会えたんだよ。「なるほどリーダーシップとはこういうことか!」と納得できる部分がほとんどなんだけど…。「第5章 上司をマネジメントする」に関しては…、上司に合わせて我慢しろと言われているような気がしたんだ…。そこが、残念だったかな…。狙うなら、上司と一緒に成長できたら良いなぁ。

子供の「いやいや期」をキッカケに見つけた本なんだ

本を買ったキッカケはいやいや期だったんだけど…買ってからすっかり忘れてて…嫁が読み終わったってことで僕が読んでみたんだ。「与える教育」ではなく「引き出す教育」をして、自尊心を損なうこと無く大人になってもらおう!って感じかな?確かに、日本の学校教育は、「与える」ことと「揃える」ことに集中していて、「我慢」は覚えられるかもしれないけど「学ぶ楽しさ」はなかなか身につかないと思うんだ。実際僕も、今だからこうやって夢中になって勉強できるけど、学生時代は勉強が大嫌いで如何にして勉強をしないようにするかに、全力を注いでたんだ。そこで「フロー体験」を通じて、「引き出す教育」をして行こうってことなんだ。
ただ…「成人発達理論」を知ってしまうと…第2段階(道具主義的段階)で止まってしまう人が居るんじゃないかと心配になるんだ。成人発達理論によると、第3段階(他者依存段階)も必要なわけで…。そういう意味では、今の日本の学校教育を一概には否定出来ないんじゃないかなって思ったんだ。