先入観と固定観念の弊害
こんなことを経験したことは無いかな?友人がはまっている趣味があって、なんとなくそれが面白くなさそう…。でも、友人に強引に誘われてやってみたら面白くって、むしろ自分の方がはまってしまった…。なんで面白くなさそうって感じたのか、少し考えてみてほしいんだ。きっとそこには、過去の経験から得た「先入観」や「固定観念」ってモノがあったんじゃないかな?
先入観や固定観念と言うのは、人間の防衛本能だと思うんだ。でも、趣味に限って言うとそれって大したことじゃ無かったりするんだよ。例えば、アニメにはまったら他の人に変な目で見られるんじゃないかとか…(アニメファンの人ゴメンナサイ。決してアニメファンに偏見は持っていないし、僕はむしろアニメ好きです。)それって、本当に守るべきものなのかなと思うんだよ。
仕事においては先入観や固定観念による防衛本能が役に立つこともあるよ。でも、あまりに先入観や固定観念を重要視すると、それによる弊害も出てくるんだよ。
先入観・固定観念と予想・予測とは違う
先入観・固定観念と似た言葉で予想・予測って言うのがあるけど、明確に違いがあるんだよ。先入観・固定観念は根拠のない決めつけや思い込みで、予想・予測って言うのはしっかりとした根拠のある未来への動向なんだ。じゃ、根拠って何なんだろう?根拠ってちゃんと本質を突いている理由だと僕は思うんだよ。本質を突いていない理由は簡単にひっくり返されたりして、実は先入観だったり固定観念だったりするんだ。
本質を突いた理由を持てるようになるためには、過去の経験について本質を認識している必要があるんだよ。それじゃないと本質を突いた理由を言えないからね。
先入観や固定観念は経験を阻害する
ちょっと話がそれちゃったかな…。
先入観や固定観念で失われるものは経験なんだ。本質を突いてない理由を基に防衛本能を働かせて、目の前の事象を回避してしまうと、経験が積めなくなってしまうんだよ。経験を積めないと言う事は、本質を考える機会が減って、結果予想・予測ができなくなっていくんだ。先入観や固定観念から脱出するためには、一回先入観と固定観念を捨て去ることがポイントだと思うんだ。
と言っても、先入観や固定観念はそう簡単に捨てられないよね。だって、少なくともそう思っている事なんだから。だったら、先入観や固定観念は選択肢の一つとして捉えて、他の人の意見を聴けるような余裕を持てば良いと思うんだよ。他の人の意見を聴けるようになるためには、プライドが邪魔したりするけど…仕事でプライドって絶対に不要だよね(笑)ここは、一回プライドを捨ててみてほしいんだ。
経験は成長の一部
「かわいい子には旅をさせよ」と昔の人は良く言ったモノで、経験を積ませることは成長の一部だと思うんだよね。経験は知識となって本質を考える材料になっていくんだよ。人の成長は会社の成長につながっていくよね。だから、先入観や固定観念を上手に処理して、経験を積ませることが会社の成長につながっていくと思うんだ。
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