ワークライフバランス

企業によってワークライフバランスの施策をやっているところもあると思うんだけど、何故かテレビ等で報道されている内容が「みんなで早く家に帰ろう」って施策になっているんだよ。社員全員早く帰りたいに決まってるって決めつけているんだよね。そうじゃない人にも配慮しないと社員満足は上がらないんだよ。

ワークライフバランスって言葉

ワークライフバランスって言葉は「ワーク」と「ライフ」の「バランス」を取りましょうって事だよね。「ワーク」は会社のためにに拘束されている時間、「ライフ」はそれ以外の時間て感じかな?そう考えた時、通勤時間はどちらかと言うと「ワーク」だけど、給与対象ではないので「ライフ」ともいえるグレーゾーンだね。会社主催の飲み会もこれにあたるのかな?これのバランスを取るのが「ワークライフバランス」なんだよね。

職場の雰囲気

社員がワークライフバランスを保てるようにするためには、職場の雰囲気が大切だと思うんだよ。「帰りたい人が気持ちよく帰れる雰囲気」だったり、「仕事をしたい人がバリバリ仕事ができる雰囲気」だとかだよ。仕事をバリバリしている人は、最終退出者になったり終電だから帰るって意外に、帰るための切っ掛けが有ったりするんだよ。まぁ、そんなに仕事している人はワーカーホリックとして別の意味で要注意だけど…。帰りたい人はハードルが高くて帰れなかったりするんだ。例えば、SEがシステム開発をしているとそれぞれのメンバーがお互いの空気を読みすぎて、「皆が帰らないから帰れない」ってなっちゃうんだよね。だから、ワークライフバランスの施策をしていると、早く帰るための施策になっちゃうんだ。じゃ、どんな手法があるか考えてみるよ。

帰る宣言

仕事をしていて帰るときに「帰ります」って宣言するのは当然のようにすると思うのだけど、ここで提案したいのは朝礼での帰る宣言なんだ。「X時になったら帰ります」って朝の時点で宣言するんだよ。そうすれば、帰るときに空気を読んだりせずに帰りやすくなるんだ。(もちろん空気読みすぎて帰れない人も居ると思うけど…風土化できれば変わると思うよ)それと、それ以外の効果も期待できるんだ。

終わりが見える効果

人は終わりがないと余力を残そうと努力するモノなんだ。これは、人間は生き残るために余力を残さなければならないと言う、生存本能に基づいていると思うんだ。逆に言うと、終わりが見えていると意外に頑張れるものなんだよ。「メリハリをつけて仕事しろ」とは良く言うけど、こういう事なんだね。

ワークワークバランス

ワークライフバランスを実践しようとしてメンバーの反発を不本意ながら受けちゃった人は、その職場は「ワークワークバランス」(はみぃの造語)ができていないことがあるよ。ワークワークバランスを整える手法は効率化をキーワードに調べると色々出てくると思うから調べてみてね。1つとしてThe Goal(廃版)何か読んでみるとヒントが隠れていると思うよ。

まとめ

メンバーはリーダーの背中を見て行動している事があるよ。仕事に余裕があるときは、是非リーダーが率先して早く帰ることを実践してね。そうすると、意外に早く帰る風土が出来上がったりするよ。

ワークライフバランスを整えて社員満足向上させてみてね。