『ワークショップ・デザイン』を読んでみたよ

少し久しぶりって感じがするんだ。と言うのも、読むのにすごく時間がかかってしまったんだよ。っていうのも…横書きの本を読んでいると、ついつい斜め読みしてしまって…「はっ!?」て気がついて読みなおすのを繰り返しちゃうんだ。最後はどこを読んでるのか分からなくなっちゃうんだよ(笑)

話を戻して…今回紹介する本は「ワークショップ・デザイン−−知をつむぐ対話の場づくり」なんだよ。えっ!?心理学じゃない??確かに心理学な感じはしないけど…ワークショップ自体は、カウンセリングから生まれた技術だから、関係ないわけではないんだ。著者は堀公俊さんで、日本ファシリテーション協会の設立者のひとりなんだよ。

内容はワークショップの設計のやり方が、丁寧に順番よく説明されているんだ。
「ワークショップの基本的な設計のやり方」「アクティビティの紹介」「ワークショップの例」「ワークショップのつくり込み」「ワークショップのブラッシュアップ」ってなっているんだよ。アクティビティっていうのは、ブレインストーミングとかワールドカフェとかオープン・スペース・テクノロジーとか、そういった手法のことを言っているんだ。

で、この本を読むとワークショップの設計ができるような気になることができるんだ。
けど…やっぱり、こういうのってやってみないとダメみたい…。ちょうど、ワークショップを設計する機会があって、この本を読みつつやってみたんだけど…なかなかうまくはできないんだ。最後のまとめに書いてあるけど、やっぱりとにかく数をこなして、身につけていかないとダメみたいなんだよ。

といっても、この本から学べることはたくさんあったんだ。
この本に載っているワークショップの設計のやり方を基本形にすることは十分できると思うんだ。ワークショップの型や、代表的なアクティビティが載っているので、まずはこの本にしたがってワークショップを設計してみるのも良いと思うんだよ。

結局まとめると…
「とにかくワークショップを設計して、使ってみる!」
ってことが一番大事って事なんだね。