「「しつこい怒り」が消えてなくなる本」を読んでみた

嫁に「読んでみてたぶんアドラーと言っていること同じだから…」って言われて本を渡されたので読んでみたんだよ。確かに、言っていることはアドラーって感じだけど、考え方は心理学(いや…アドラーも心理学か…)に基づいているんだ。どうやら、この本は賛否両論みたいなんだよ…

役に立つと言っている人は「怒り」と言う感情が良くわかっている人…役に立たないと言う人は「怒り」と言う感情が良くわかっていない人って感じを受けるんだ。本の中で「自分中心」と「他人中心」って表現されているんだけど、言っていることは2つ「一次感情をしっかりと伝える」と「怒りと言う感情は二次感情」って事だと思うんだ。これが汲み取れるか汲み取れないかで、この本の意味が大きく変わってしまうと思うんだよ。

上記の内容だけではなく、「課題に向き合う」「目的論」「トラウマの否定」「共同体感覚」位のキーワードが読んでいてパッと頭に浮かぶ感じかな…。この本を読んで「しつこい怒り」にとらわれてしまった人は、「アドラー 人生を生き抜く心理学 (NHKブックス)」を読んでみて、改めてこの本を読んでみると良いと思うんだ。