『アドラー心理学の基礎』を読んでみたよ
今回読んでみたのは「アドラー心理学の基礎」なんだよ。幸せの勇気に載っていた「問題行動の5段階」を詳しく知りたくて読んでみたんだ。
この本だけどアメリカでは個人心理学の最も権威ある教科書って言われてるそうなんだ。だから、基礎と言ってもかなりレベルは高い方だと思うんだ。初めてアドラー心理学を学ぼうとしている人が、前提知識なしにこの本を読み始めたら、「基礎なのに基礎じゃない!」ってびっくり仰天しちゃうと思うんだ(笑)
著者はルドルフ・ドライカースという人で、アドラーの直接の後継者の方なんだ。だから、本書の最初にアドラーからの序文(推薦文?)が載ってたりするんだよ。
内容だけど目次を見る限り、他のアドラー心理学の書籍とほぼ同じなんだ。と言っても、かなり内容が濃いのでアドラー心理学をもっともっと極めたいという方にはおすすめなんだ。
で、本題の「問題行動の5段階」なんだけど…僕が読んだ感じでは4段階として紹介されてたんだ。僕の解釈だけど…マズローの欲求段階における欠乏欲求段階(生存欲求〜承認欲求)の特に上位が満たされないと発動するみたいなんだ。5段階は以下の通りになってるんだよ。
- 称賛の欲求…褒められたい欲求
- 注目を集める…注目を集めるようなことをする
- 権力闘争…自分が上位であることを主張
- 復讐…相手を困らせ続ける
- 無能の見せつけ…他者との関わりを断つ
最初の「称賛の欲求」は載ってなかったから「幸せになる勇気」から補完してるんだけど、こんな感じなんだよ。具体的な内容は本書を読んでみてね。
その昔現場にいた頃を思い出すと、問題行動に突入していた人がたくさんいたような気がするんだ。それだけ、SEの開発現場は過酷だったって事なんだよね…(^_^;)今の開発現場はそんな事ないって信じてるよ…。
で、僕はどうかというと…たぶん…主観的には突入してないと信じたい(笑)
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